水星note.

ロックと水曜日が好きなライターが淡々と日々を綴るブログ

夏は嫌いだけど夏フェスがあるから好き

夏フェス2017の全工程を終えたと同時にわたしの夏も終わりました。

今夏は2つのフェスで君と夏フェスしてきたので、思い出がてらさらっと書き残してみようかな。


SHISHAMO「君と夏フェス」

ロック好き永遠の夢「君と夏フェス」(SHISHAMO

京都大作戦2017

初めての京都大作戦で、偶然今年が10周年3days。

奇跡的に前後の休みが取れたので4連休で行ってきました。

これまでライブに行ったことのないバンドがほとんどで、ついていけるかなぁって不安に思いながら見に行ったんだけど、 そんな不安なんて一瞬で消えてしまうほど楽しくて。

控えめに後ろで見てたつもりが、気づけば前の方でガタイのいいお兄さんやダイバーのお兄さんに囲まれてもみくちゃになったり。

それがまた楽しい。体は痛いけど。

気になるバンドが一気に見れるのがフェスの醍醐味。

京都大作戦2017と言えば、3日目の伝説に触れずにはいられない。

1日目に局地的な大雨を降らせた四星球に次ぎ、3日目はマキシマムザホルモンが出てきたところで雷によりライブが中断。

屋内に避難して、このまま中止かなぁって思ってたら雷も止んで再開。

その時は確かもう19:00過ぎてて、開催地である宇治市との約束で20:00以降は音だし禁止なので、

あと1時間足らずでホルモン→ロットン→10-FEETの3バンドをやらないといけない事態に。

ホルモンが1曲演奏した後、観客・出演者全員が見守る中、全スタッフによって凄まじいスピードで舞台転換が進む。

10-FEETと同郷の盟友・ROTTENGRAFFTYが登場。

時間の関係でキラーチューン3曲のみの演奏だったけど、ワンマンライブ並みの異常な盛り上がりで大トリの10-FEETにバトンをつなぐ。

いよいよ、観客全員が待ちに待った京都大作戦主催者・10-FEET

もうその時点で時間は19:45を回ってたんだよね。

10-FEET史上最大に短い「DO YOU LIKE...?」を披露したあと、10-FEET版「ふるさと」ともいえる「RIVER」。

定番曲に会場の熱気も最高潮…って月並みな表現だけど、でもその表現しか思いつかないほど熱気すごかった。

「RIVER」のあとはもう19:55近くになってて、Vo.TAKUMAさんの「何とか間に合う…!」の言葉になぜかわたし号泣。

悲しくて泣いたわけじゃないと思う。

たぶん感動したんだ。

20:00までという宇治市との約束を果たしながら、観客であるわたしたちの顧客満足度を最大限に上げる方法を模索した彼らに。

たった3曲。

対バンライブでももっと曲数多いのに、たった3曲だけでわたしたちをこれまでにない感動で包んでくれた。

その姿にシンプルに感動しました。

かっこよすぎる。

バンドマンの鑑だ。いや、人として尊敬するレベル。

最後の曲「CHERRY BLOSSOM」が始まる。

「隣の知らない人とハイタッチしろ~!」というTAKUMAさんの声でハイタッチした隣の女の子の顔も、涙と笑顔でぐちゃぐちゃ。

わたしも泣き顔か笑顔かわからない。

大盛況なんて生ぬるい。

過去に見たライブの中でこれほど感動したものはなかったです。

今もこれ書きながら泣きそう。

そんな素晴らしいバンドが主催する最高にあったかくてかっこいい京都大作戦2017。

参加できてよかった。

壮絶なチケット争奪戦の中で、3days通し券を確保して、わたしを会場までしっかり連れて来てくれた彼氏にも感謝。

しばらく余韻でまともな生活を送れなかったのは内緒()

MONSTER baSH

京都大作戦2017の余韻も冷めやらぬ中、香川県で開催されたMONSTER baSH1日目に参戦。

お目当てはトリのアジカン先輩です。

ゴッチの歌声に魅せられて早10年。

ようやくゴッチに会えるとドキドキしながら夕方を待つ間に、最近ハマっている四星球のライブを見まくる。

自分たちのステージ以外にも、PANのゲストに呼ばれたり、サイン会を開催したりと忙しい四星球について回るわたし。

合間にうどんを食べたり、徳島産のすだちソルベを食べたり、めっちゃ四国を満喫した!

夕方になって涼しい風が吹く中、待ちに待ったアジカン先輩の登場。

ゴッチって実在するの?って思ってたぐらい幻化したわたしのなかのゴッチ。

その幻のゴッチが普通に歩いてステージに出てきて、普通にギター背負って、普通に歌ってる!!

ゴッチ!ゴッチが歌ってるゴッチがしゃべってるゴッチが躍ってる…!!

ゴッチがゲシュタルト崩壊するぐらい頭の中ゴッチのことしか考えられなくなりました。

「荒野を歩け」でしっとりスタートして、「Re:Re:」「アンダースタンド」で会場もあたたまったあと、

次の「1.2.3.4.5.6. Baby」で心の中でひそかにキャーキャー言ってたんですけど、会場の大半が「きょとん」となってて。

ゴッチ「さっきの曲、知らなかったっしょ?笑」

会場「(苦笑い)

一部のコアなファン「知ってたー!!」

ゴッチ「知ってたの?それは…結構コアだね(ニッコリ)」

私も知ってた!!!!と心の中で全力の挙手をして。笑

そのあとに「恥ずかしながら僕らにも唯一ヒットした曲があるのでやります」の一言から「リライト」で会場全体がぶちあがりました。

ソラニンからの今を生きてでライブは終了。

アンコールの「転がる岩、君に朝が降る」でわたしの涙腺は完全に崩壊。

ソラニンあたりで怪しかったんですが、ついに堰き止めていたものが崩壊しました。

ようやく聞けた生の声、生の音への感動は言葉では言い表せない。

語彙力は涙と共に讃岐まんのう公園に置いてきました。

初参戦のモンバス。よかった!

これにて私の夏は終わりました。

あとは実りの秋に向けて、頑張るしかない!